2016年10月20日木曜日

生きて



誕生日を迎えました。


昔は、自分の誕生日が

毎日くればいいと

思っていました。笑


きっと、誕生日が唯一

自分は生かされていると

感じれたのだと思います。


今年で36歳になり


ここ数年、自分の誕生日が

それほど特別な日と感じなく

なってきました。


不思議なものです。


先日、旦那さんと

小林麻央ちゃんの癌についての

話しになりました。


あの若さで癌を患い

ご本人の苦しみはもちろん

旦那さんである

海老蔵さんも想像を超える

辛さかと思います。


そんな会話の中で、彼が


もし、ちあきが癌になって

あなたの病が治るのならば


僕の内臓を

全部君にあげるよ


もう、僕の人生は

何も悔いはないから


だから


生きてね



あまりにも

唐突な言葉だったので

一瞬、時が

止まったかのようでした。


血を分けた

我が子であれば


親は自分の命を

引き換えにすることも

できるでしょう。


でも、他人が誰かのために

それが例え愛する人であっても


自分の命を引き換えに

できる決意なんて

あるのでしょうか・・


先日、電通で働く女性が

極度の過労により

命を絶ってしまったニュース。


あまりにもショックで

悲しすぎる

日本のニュースでした。


ご親族のみなさまに


心よりご冥福をお祈りします。



亡くなられた女性の

お母様が


「命より、大切な仕事なんてない」

とおっしゃっていました。


本当に

それが、すべてです。


生きるために、仕事をするのか

仕事のために、生きるのか。


もし、あなたが今


何のために

自分が生きているのかを

考えてしまう時


それは


自分自身が

わからなくなっている時かも

しれないです。


生きる意味って

ある日突然わかったり


命が終わる時に

はじめてわかるのではなく


”自分自身で決めていく”

ことなのかもしれません。


でも、それが決められなくて

自分が何なのかもわからなくて


この世から

消えてしまいたい


もし、そう思うことがあったら

お願いだから


人に、直接

そのことを話してみて欲しい。


話された人は


きっとあなたを

弱い人間だとか

ダメな人だなんて、思わない。


人間なんて所詮、ちっぽけで

弱い生き物だから


話されたり、頼られたりした人も


誰かを支えること

必要とされることで


生きる意味を

感じれたりするんです。


私は物心がついた時から

ずっと

「なぜ、自分は生まれてきたんだろう」

そう思ってきました。



生きる意味が見つからなくて

人生がただ、ただ苦しくて。


でも、頼れる所を見つけたら

人生が少し楽になって


人を頼ることは、悪いことじゃないし

弱い自分でいい。


ゆっくり

長い時間をかけてだけれど


少しづつ、そう感じるように

なってきました。


ストレスの多い時代だからこそ


自分が自分を見失いやすい

社会だからこそ


家族には言えないこと

近すぎると言えないこと


あるよね。


今は心のケアやカウンセリングも

たくさんある時代。


どうか、ひとりで決断する前に

誰かに打ち明けることで


頼られた人の

人生を救うこともあることを

知ってくださいね。


最後に


ありがとう。


私はその言葉と、あなたの愛で


これからも

生きていけるよ