2020年2月29日土曜日

10年ぶりのオーラソーマ


朝6時。

ベットが変わると睡眠が浅い私ですが

ここは、静寂で風と自然の木がゆらぐ音しかしないせいか

驚くぐらいにぐっすり眠れて

すっきり目が覚めた朝。


せっかくの開放的なスペースなので

まずはこの場所でヨガから。


ヨガをして、のんびり朝食を食べ

本を読んで過ごす

これぞまさに至福💕


今日はスペシャルな1日になること

間違いなしだったので

その準備のために

ただただ静かな時間を過ごします。


私がコンサルテーションを受けるのは

恐らく10年以上ぶり。

今回コンサルテーションをしていただいたのは

長年マイクブースの通訳をしている

サチさん。


4本のボトルを選んだあと

私がオーラソーマを学んでいた人であるからなのか?


「まず、ボトルについて

何か感じることを話してください」


から始まった、コンサルテーション。


うーん。。。。。。。




「お久しぶりです、56番」

それが私の、一番最初の心の声でした。


まだオーラソーマをはじめて間もない頃、

よく惹かれていた

ペールヴァイオレッド/ペールヴァイオレッドの

56番。


懐かしいなあ〜としみじみ感傷に浸っていたら


サチさんから突然

11番のボトルの話をされて


私、硬直してしまいました。。


56番 ヴァイオレッド/ヴァイオレッドを

数秘学で見ると

5+6=11なので

11番は背後に隠されたボトルではあるのですが


遠い昔、私がまだ20代だった頃

オーラソーマを

私に教えてくれた師から


「千晶はきっといいお母さんになるね。

あなたは11番を持っているから」

と言われたことを思い出して。


当時、仕事バリバリで

結婚とか子供とか無縁で

しかも11番のボトルなんて選んだこともなかったから


「なんで私が???」


という思いがあり

当時は師の言っている意味が

全くわからずにいました。


今回のイギリス行きは、本当に迷っての渡英。


今ある日常を、大切に生きなければならない

そう強く思った去年。


そんな中、まだ2歳の子供を置いてまで

私が何を学びに行く必要があるのだろうか?


母として妻として、ひとりの女性として

その答えがわからないままの出発でした。


もう気がついたら号泣〜。。。。


オーラソーマは

自分が選んだ4本のボトルだけではなく

その背後に隠れたボトル達がいます。



サチさんは私が選んだボトル4本から

さらに私にまつわる14本もの!

ボトルを出してくれて

お話ししてくださいました。


それは、点と点が繋がって

1本の線になるかのような

人生の道を表していて


なぜ自分が今ここにいるのか

私の役割はなんなのか

自分にとっての人生のバランスとは?


長いコンサルのあと

サチさんがお友達とファームに行くから

良かったら一緒に行きますか?

と誘ってくれました。


コンサルの余韻に浸りながら

何を多く話すこともなく

イギリスの広くひろがる景色を眺めて

ただ、ただ、ゆっくりと歩く幸せな時間








私が恐れていて

いつまでたっても自信が持てないことがあった。

きっとこれからもずっと

今世が終わるまで

自信がないままなのだと思う。


でも、サチさんは一番手前のボトル

(イエロー/レッド)を見て


「そのエネルギーが目覚めるのを恐れないで

あなたが思っているより

その力は偉大だから。」


お散歩のあとに誘ってくれたランチで食べた

フィッシュ&チップスは格別でした。


サチさんがイギリスに来た時

彼女はまだ20代前半で

英語も話せないまま商社に勤め

色んなサバイブを乗り越えて

日本を離れて数十年、今に至るのだそうです。



現在のオーラソーマアカデミーの学長

マイクブースの元で

世界中を飛びながら通訳をしており

ティーチャーでもあるサチさんは

とても軽やかで聡明で

穏やかなエネルギーに溢れる人でした。


知識も教養も、地位もあるあなたが

どうしてそんな軽やかなのですか?と聞いたら


「この年齢になると、自分が思うより

身体が言うことがきかなくなってきてね。


そうすると

色んなものを手放さなきゃいけなくなるから

ピュアにならざるを得ないのよ〜。」


と、子供のような優しい笑顔で話してくれました。


デヴオーラに戻ってから引いたカードには


「Peace」


あはは・・

ほんと、このためだけに私は今ここにいるのよね。


つづく

奉仕と親切


Stevieちゃんと感動の対面を果たし、挨拶をして

デヴオーラの中を案内してもらうぞ〜

と意気込んでたら。。。

一匹のボロボロな猫がどこからかやってきて。

片足を引きづり、目は何かに感染していて片目は開かない。

その仔を見たStevieは

「中に入る前に、まずこの仔をなんとかしなければいけないわ...」

と、猫が心配で離れられないStevieちゃん。


私達が心配で離れられないのを気づいてか

猫はひと懐っこく「助けて〜」と言わんばかりに膝や

腕に手をかけて乗ってこようとします。


ちょうどその時、Alexという男性がデヴオーラに

やってきました。

彼は昨晩、私が2時間待ち続けた時に鍵を持ってきてくれた

救世主!(スタッフじゃないのに。)

彼ならこのニャンコをどうしてあげたらいいか

何かいいアイディアがあるはず!


私とStevieはそんな期待を込めながら

Alexに状況を説明したのでした。


Alexは「やれやれ。まったく女子達は〜....」

という表情を浮かべながらもチャッチャッとFace Bookに

迷い猫の投稿をし、車に乗って5分で戻ってきたと思ったら

手には動物用の移動ゲージ。

ひどい状態なため、動物病院に連れていかなきゃと猫の側を離れない

Stevieためにゲージを持ってきてくれたのでした。

「私は病院に行ってくるので、中でゆっくり好きなだけ

時間を過ごしててね。Dave Aura is all yours ! 」


デヴオーラは全てあなたのものよ!

そんな言葉を残して去ってしまった、Stevieちゃん

て!ええええええ

このスペース、独り占め??






ここデヴオーラは世界中の

オーラソーマプラクティショナーが学びに来る場所なのですが

コースは年間を通して決まった時にしか行われていないので

ここでの3日間は、私ひとりが

ここのスペースで自由に過ごして良いとのことで・・

贅沢すぎる〜〜〜!!!!


デヴオーラに到着した昨晩、たまたま置いてあったカードを

引いてみたらそこには「Power」と書いてあって。

ふーん

と、得に気に止めることなくいたのだけれど

この日に引いたカードには「Adventure」


これまた何かが

起きそうな予感がしてならないのでした(笑)


つづく

2020年2月18日火曜日

オーラソーマの聖地



昨日のひと騒動から一夜あけて

今回泊まらせてもらっているShalom(シャローム)

贅沢にも宿泊者はわたしひとり。

ベッドルームは3部屋もあって、それぞれ

ツインだったりトリプルだったり。

私はシャワー付きのダブルベッドに

ひとりでのびのび〜💕



キッチンからはお庭も見えて

朝早くから男性が庭仕事していました。


ここもShalomの中にあるリビングのひとつで

天井も広い窓もすべてガラス張り。

朝はここでヨガをして

昼間は太陽の光をサンサンと浴びながら

この部屋で本を読むという、幸せすぎる一時。


リビングには素敵な絵が飾られていました。

たぶん32番のボトル、ロイヤルブルー/ゴールドの

ソフィアのボトルかな。

時差ぼけもあって早起きした私はヨガした後に

裏庭へお散歩に行ってみました。








オーラソーマの本校である施設

Dav Auraデヴオーの周りは

建物がひとつもなく


牧場のような草原が広がっていて

牛が鳴く声と風や木の音だけ。

本当に穏やかで、心も身体も休まります。



オーラソーマ創始者

ヴィッキーウォールのメモリアル庭園


中には池があり小さなお家が

どれどれと中を覗いてみると...



そこはとっても素敵な

メディテーションルームのようでした!

窓にはヴィッキーの写真が飾られていて

117本のボトル達も

この部屋に綺麗に並べられていました💕


散歩のあと

今日はいよいよStevieちゃんに会う日。


私は今まで2度イギリスには来ていたけれど

このデヴオーラに来てみたくて

何度かメールをしてみたものの

2度とも返信がもらえなくて。


「あーきっと今はまだ行くタイミングじゃないのね」

と思ってきたのでした。


でも今回は彼女、Stevieが

なんとも光の速さで返答してくれて

ここに行き着くまでの対応も素晴らしく


彼女のおかげで私は3度目の渡英で

はじめてDev Auraに来れたのだから

彼女に会えるのをどれだけ楽しみにしていたことか!


まだ、朝9:00

ワクワクすぎる3日間がはじまります


あれ?


出発前、私あんなに

エキサイティングじゃなかったのにね😝

2020年2月10日月曜日

3度目のイギリス




出発のその日まで

ずっと迷っていました。

このタイミングでイギリスに行く意味が

私にあるのだろうかと。


年末にチョナが亡くなったこと

娘が2歳になること


「時間」には限りがあって

今、この瞬間に

大切なものを手放してはならない


ずっとその想いを抱えたまま

12月、年越しを過ごし


子供が生まれるまでは

自由にフラフラ飛び回るのも

あんなにエキサイティングだったのに

今はなぜ、そう思えないんだろう


飛行機に乗ったら

ワクワクするかもっ?て思ったけど


ただただ眠れなくて映画を3本も観て

その答えがわからぬまま

着いてしまった3度目のイギリス。




懐かしさと同時に、これから私が向かう場所は

空港から電車を乗り継いでタクシーに乗り

5時間かけて行くオーラソーマの故郷。


8時間のフライトで

ほとんど寝ていないこともあり

体力が持つのか。。。


それだけが心配だったけど、さすがの3度目。


イギリスの電車は路線も多いし

複雑なことはもう何度も経験済みなので

乗る前に必ず駅員さんに確認。


迷ってるより、イギリスでは人に聞いたほうが

断然早くそして、親切。


それも普通に親切なレベルじゃないのですよ


本当に、感動するくらいに。


移動に疲れて体力を消耗しないように

人に聞きまくりながら無事に乗り継ぎ

タクシーに乗ること1時間


はあ〜〜っと一息ついてたら。。

気がつけば周りは真っ暗!


イギリスでも郊外の田舎すぎて

全然周りが見えない。




ドライバーさんも、Googleだとこの辺なんだけど

どこ⁉︎って

私も来たことないからわからないー。泣


迂回しながら、やっと近所の人らしい人を発見

ドライバーさんが聞いてくれて

なんとか無事に到着〜!!!


(これは日中の写真)


でもあれ?これはDav auraであって

私が泊まるのは

Shalomシャロームという宿泊施設のはず。。


どこ???


この時点で当たりは真っ暗な上に

風ピューピューで寒いw


まさかの外で待ちぼうけ??と思ったら

ドライバーさん私が心配すぎて

そこを離れられず....


たまたまDev Aura(デヴオーラ)の中で

内装の修理をしてた男性2人が

スタッフに電話してくれることに!
(ほらね。イギリスの人はみんな優しい...)


「すぐ人が来るから中で待っててだって」


thank you so much for your help !!!!


この言葉

後にも何度も出てくるのですが(笑)

ひとまず修理屋さんとドライバーさんに

感謝の想いを伝えて

Dav Auraの中で待つことになりました。



Hi Vicky ! I am so glad to see you ❤️

「すぐ」

って言ってたけど、私が2時間

外は真っ暗闇のデヴオーラで

1人待ち続けたのは


今から始まる旅のアドベンチャーを

予測せずにはいられませんでした。笑笑


つづく