2014年7月26日土曜日

Banff Mountain Film Festival World Tour




昨日の夜は、友人と一緒に

昨年、上映された

”バンフ・マウンテン・
フィルムフェスティバル”

の上映会に行ってきました。


この、フィルムフェスティバル


『世界最高のアウトドア映画祭』と

いわれていて


世界中から応募された

ショートフィルムの作品の中から

グランプリ、受賞作品が選出され


更に、その中から厳選された

作品だけを集めたものが


世界6大陸、40カ国以上で

上映されるそうです。


毎年11月に

カナダ、アルバータ州の”バンフ”で

開催されるこの映画祭は

登山家や、アウトドア愛好者には

とっても有名な映画祭だそうで


私も一度は観てみたいな〜と

思いながらも、前回こっちに居た時は

すっかり見逃していたので

今回、はじめて観ることができました。


感激〜!!!


素晴らしい

ショートフィルムの数々。


自然の楽しさ、厳しさ

美しさ。


あらゆるアウトドアや

そのスポーツが持つ世界観に

感動と、息を呑むようなシーンの

連続でした。


私の住む、キャンモアや

隣町のバンフには


世界でも有名な

ロッククライマーがいたり

オリンピック選手がいたりと


子供から、おじいちゃん

おばあちゃんでさえも

とにかくアウトドア!

ワークアウト大好き〜!!


という人達が

多く住む場所ですが


このショートフィルムは、

アウトドアスポーツや

私のように、本気で

ガシガシ山をやらない人にも

充分に楽しめて


世界の自然の美しさや

映像の素晴らしさに魅了される

映画祭です。


ショートフィルムなので

全てが短編で、1本5分ぐらいのが

それぞれのテーマで編集されています。


飽きずに観られる

これが、また素晴らしいのです:)


この映画祭

なんと日本で

観られるんですってー!!!


Banff mountain film festival in Japan 2014

日本語で見れるサイトなので

ぜひチェックして下さい♬


東京は10月に

大崎で公開されるそうです。


世界が好き、旅が好き

自然が好きな人なら

誰でも楽しめる映画祭です。


昨晩、私が観た昨年の作品には

ロッククライミング


世界で有名な日本人クライマー

平山ユージさんが出ていて

日本が舞台の

作品になっていました。


本当に、素晴らしい

ドキュメントであったと同時に

日本人である彼の

精神、哲学、生き方に


そのフィルムが終わった後の

会場の拍手はすごかった!!


クライミング無知な私は

彼が超有名クライマーだと

いうことも、この時まで知らず。。


上映会が終わったあとも

覚めやらぬ興奮のまま、家に帰ったら


なんと・・・


今年の映画祭には

我が家のアメリカ人ルームメイトの

美しい彼女も

アイスクライミングで

出演しているそう。。



すごい土地に住ませて

いただいています(汗)



とってもおすすめの映画祭

ぜひ、自然を愛する全ての人に!






2014年7月25日金曜日

Moment.



人生で2度目の、ロッキーで過ごす夏。


寝るのが遅くなった夜でも

あまりにもお天気が良いので


朝早くに起きて

外へ出かけたくなります:)


昨日は、我が家に

お花のギフトが〜♡



なぜかと言うと...


この前日に、私が

たわいもない話している最中に

突然、泣き出したことで


彼が、勇気づけようと

買って来てくれたのでした


トホホ。。


誰かを頼ることや

人に寄りかかることは

いつになっても、私には

難しいチャレンジ。。


貧乏で育った私は

母からいつも言われてました。


女ひとりでも

食べて行けるように

自立して生きれるように

なりなさい。


家の生活を支えていたのは

いつも母であり

朝から晩まで、家にいなくて


運動会や授業参観など

学校行事に来てくれたことも

ないような家庭でした。


寂しいという感情より


家は生活が苦しいから

仕方ないんだ

そう思って、日々を過ごすことに

慣れていました。


そういった自身の経験は

辛かったという過去を超えて


私を精神、哲学への道へ

導いてくれた

母や家族に、今は”ありがとう”と

やっと言えるのですが

(本当に、長い時間がかかりました〜)


子供の頃の出来事とは

なかなか強烈です。


もう、癒えたと思っていたことも

ある音や匂いを嗅いだ時に


勝手に体が反応してしまう

そんな感覚に似ていて


何がとくべつ

悲しいわけでもないのに


感情とは別に

ポロポロと涙が出て来てしまう。


それぐらい

根に、体に、深く

刻まれているのでしょう。


そんな、自分でも

どうしようもない時に


さりげない優しさで

いつも私を

笑顔にしてくれる人がいることに


ただ、ただ、ありがとう


こうやって人は

いつも誰かの愛によって


支えられてるのだと思います。


山の中をゆっくり歩いていると

どこまでも続く

青い空を見上げていると


”いま”という瞬間に

生きる大切さを

教えてくれます。


風の冷たさ

緑の匂い、鳥の声


情報が少ないということは

私たちに想像する機会を与え


潜在的な力を

引き出してくれます。


先日行ったハイキングの様子を

ガイドさんが

載せてくれていました。

YAMUNASUKA BLOG


どの記事を見ても

素晴らしい景色ばかり。

写真からもその地のパワーが

伝わります。


ロッキーには険しい山や

自然ばかりではなく


お散歩をするかのように

楽しく、気楽に

誰でも歩ける場所が

たくさんあるのが魅力です。


世代を超えて

この地を訪れる人が来てくれたら

うれしいです。




2014年7月16日水曜日

しあわせの種。



嬉しいニュースが続いています。

友人の婚約、結婚。


また、離別における

裁判の解決。


自分の使命や、役割について

考える時期にあったり。


”人生において

予期していなかったことは

魂が歩むべき道を示す

ひとつのかたち”


私はよく

この言葉を思い出します。


うれしい出来事も

そうでないことも。


とくに、辛いという感情が

続くとき


なんだか

うまくいかない人間関係。


他人の評価を気にする自分。


ネガティブな感情。

怒り、嫉妬心。


なぜ、私にはいつも?


そう思ってしまいがち。


でも、その出来事がもし


”魂が歩むべき道を示している”

としたら?


ぜひ1度

あなたの強いこだわりや

執着心を手放して


”自分”を切り離して

ものを見る視点を。


最も最大な愛の行為とは

人や自分への

Judge(判断)を

しないこと。


そして


自分の”今”の人生を

否定するのではなく


許し、この手に

受け入れてみましょう。


答えばかりを探したり

道を選ぼうとせず


そんな時ほど

流れに身を任せ


個人の意志を捨て


あとは自分以上の存在に

委ねてみるのです。


今の出来事は

人生において、たった

一瞬の出来事。


いつかは必ず過ぎ去り

また、新しい

はじまりがあるように。


私達の苦しみは

”誰か”によって

苦しんでいるのではなく


すべては

自身の”こころ”によって

苦しんでいるのです。


2014年7月15日火曜日

Summer.





夏は早いものです〜。

気がつけば7月も半ばです。


弾丸で日本へ帰ってから

もう既に1ヶ月以上も経つんだから

ほんとは、書きたいことがいっぱいあったブログも

書ききれないぐらい

時が過ぎてしまいました。笑


6月は、妹が遊びにきてくれたり

ジャスパーという街でキャンプ生活をしたり

春の訪れを、心から歓び




7月はじめの初夏には

山の中に鮮やかに咲き誇る

お花畑のようなハイキングを楽しみ


厳しい冬を越え、冬眠から目覚めた

たくさんの野生動物達に会い

今でも原生自然の残る、ロッキーの

素晴らしさを改めて感じます。





7月1日はCanada dayで

街ではパレードが開催されたり


セントラルパークでは夜まで

ミュージックフェスが行われていて

みんながカナダの国旗を掲げ


音楽にからだを揺らし

自由に踊り、歌い

まだまだ日が明るい夏の夜を

最高に楽しんだ1日でした。






ここでの夏はとても短い分

暖かく、日が長くなりはじめると

みんな外へ出て

とにかく良く遊びます。


日の光を浴び、太陽に感謝し

緑の美しさ

空の青さ

キャンプにバーベキューに

バイクに、ハイキング。



日本から戻った6月頃

なぜか急に走りたくなって

毎朝少しずつ

走りはじめました。


子供の頃を思い出します。


運動が苦手で

球技はもちろん、プールも

鉄棒も運動会なんて

本当に大嫌いでした。。


でも、なぜか

あまり嫌じゃなかった

マラソン大会。


今思えば、どんなに遅くても

歩いても

時間がかかっても


最後にゴールまでたどり着けば良くて


自分のペースで

無心で、ただただ進む

そんな静かな時間が

好きだったのかもしれません。


先週、行ったハイキングで

プロの山ガイドさんと共に

歩かせてもらう機会がありました。


特に多くを話すこともなく

一歩、一歩


大地を踏みしめるように

ゆっくりと、ゆっくりと

集中して歩く。


そんな時間は、まるで

”お遍路”をしているかのように


山の中に響く、鳥の声や

風の音が良く聴こえて

これこそがまさに

無我の世界でした。


ハイキングや、山登りは

決してただ、頂上を目指し

そこに挑戦することが

目的なのではなく


ゆっくりと意識的に

歩くことは


普段なら

見落としてしまいそうな

小さな花や


自分の体や心が

いま、何を必要としているか

そんな内なる声が

聴こえてくるようです。


5時間半の道のりでしたが

静寂で、穏やかで


素晴らしい時間でした。


山のガイドとは

とても奥深く


静かに寄り添いながら

心地よいペースで

道先を案内してくれる。


本当に貴重な体験でした。


ありがとうございました。



山旅専門ネイチャーツアー   YAMNUSKA

カナダの山旅専門サイト