2019年12月26日木曜日

感謝



3年ぶりに書いたブログが

愛犬を亡くしたことで


でも、たくさんの方がこの記事を読んでくれて

直接メッセージをいただき

心配してくれて

温かい言葉をいくつももらって


それは、本当に今の私の支えになり

伝えきれない

ありがとうの気持ちでいっぱいです。


クリスマスも終わり、もうすぐ年の瀬。


私の今年は「命」について

考えさせられる1年でした。


癌だった母が今年の8月に亡くなり

愛犬のタマラックが母の後を追うように

その5日後に亡くなり


そして、チョナまでも

いなくなってしまい・・


もうね、どんなに人に会って外では笑えても

家に帰ったら、寂しくて

悲しくて


大切なものを1つずつ失って

改めて気づく、自分の愚かさに。


「永遠」なものなどこの世にはなく

唯一変わらないものがあるとしたら

それは変化であって。


「かぎりあるもの」だから尊く

はじまりがあれば

終わりがくることをわかっていれば


日常の幸せや

もう2度と訪れることのない

この瞬間を大切に思える。


愛するものも

いずれ死を迎え、自分も死ぬ


身をもって、感じた1年でした。


でも、いつだって旅立ちは

肉体がこの世からいなくなっても

私に教えてくれたこと、与えてくれた愛が


ずっと心の中に生き続けるから


また、生まれ変わったら




私達のところに還ってきてね。











2019年12月22日日曜日

12月21日


2019年12月21日

カナダ時間で昨日の午後2:30に

愛犬のチョナが息を引きとりました。


2年前に心臓病が発覚し、その日から

昨日まで

3種類のお薬を1日3回飲みながら

過ごしてきました。


心臓肥大により

咳が出るのを薬で抑えていたのですが

今年の夏に呼吸がかなり浅くなり

心拍も早くなっていたので


救急病院へ駆け込み、その時はなんとか

一命を取り留め


日本の信頼する獣医さんに

細かな指示をいただき、お薬で

また元の生活に戻るまで

回復したのですが・・・


昨日の昼間に、4ヶ月前と同じように

呼吸が浅くなり

自宅での酸素吸入と、お薬の投与


狭い酸素室に入ったり

酸素マスクをつけるのを嫌がるのを

必死で押さえながら


なんとか呼吸が落ち着くのを

祈る気持ちで待ったのですが


激しく動いていた動悸が

私の腕に中で


「トクン」


と、最後の音をたてて

止まりました。


呼吸が浅くなっている事に気付いてから

たったの、2時間でした


もっと、もっと

長く生きさせてあげたかった・・


あなたの心臓病がわかってから

いつかこの日がくることはわかっていたけど

あと、もう1年

もう1年と


「チョナならきっと大丈夫」

そう信じてきたけれど


ごめんね


苦しかったね

辛かったよね


この2年、いい獣医さんに出会えなくて

検査も治療も十分でなかったけど


日本でずっと私達をサポートしてくれた

先生のおかげで

本当はもっと短い命だったかもしれないのに

13歳まで生きてくれて





本当に、ありがとう


2006年に出会って

まだ3歳だったチョナを連れて海外へ出たけれど

あなたが居てくれたから

誰も知らない言葉も通じないどこにいても

寂しくなかったよ



どんなに大変な時も、人生に迷った時も

私はひとりじゃなかったから



何かにチャレンジすることも

新たなスタートを踏み出すことも

怖くなかった


ずっと2人だった生活に、ヒロと出会い

タマがやってきて



いろんなところにいっぱい行って





結婚して、夢芽が生まれて





いつの間にか、5人家族になって






この幸せが、1日でも長く続きますように

そう願ってきました


8月7日に14歳のタマが永眠し


大きなタマが居なくなったことで

家の中はガランとしていて


今も、寂しさでいっぱいなのに

まるで後を追うようにチョナまで

居なくなってしまうなんて




悲しすぎるよ


でももう、夜中に咳で苦しんだり

嫌いなお薬何度も飲んだり

病院にあなたを置いていったり


体の辛さや、すべての痛みから解放されて

チョナが楽になれたのなら


私ももう、泣かないように

頑張るね


チョナと過ごした13年間

タマと過ごした4年間は


私たちの宝物です


チョナの心臓病がわかってから

カナダと日本の距離がありながらも

どんな時も話しを聞いてくれて、近くにいてくれて

励まして支えてくれた



先生に出会えてなかったら

チョナは13年、生きれなかったです


先生がいなかったら

私もチョナも

苦しみと辛さに耐えるだけでした


獣医としての技術があるだけでなく


「病気の動物が1日も早く

1匹でも少なくなるように」と


みやむら動物病院の先生方のような

常に私たちに寄り添ってくれる


そんな獣医さんが

日本だけでなく、世界にもいてくれることを

願ってやみません


宮村先生

最後までずっと一緒にいてくれて

心より

ありがとうございました


そして




チョナを大好きでいてくれて

家族のように、ずっと支えてくれた

森本ファミリー


どれだけいっぱいの感謝を伝えても

伝えきれません


短い間だったけど

チョナにとって森本家で過ごせた時間は

幸せで、愛に溢れた時でした


本当に、本当に

ありがとうございました


私たちの愛する犬達が


自由に走り、安らかな時を過ごし

幸せでありますように



愛をこめて