2016年11月20日日曜日

ZEN禅・伝えたいこと




あと1ヶ月で日本。


ヨガリトリートをする時に

今自分がみんなとシェアしたことは

何なのかを考えます。



先日、2009年に公開された

「禅 ZEN 」という映画を観ました。


現代社会において

とても大切なことが伝わる

素晴らしい映画でした。


鎌鎌倉時代の僧

道元の一生を描いた作品で

道元を演じる(中村勘太郎)が8歳の時

母が亡くなる直前に


「死んでから浄土にいくのではなく

生きている世界の中で

争いや病、死の恐怖からの苦しみから

抜ける道を探して欲しい」


という母の最期の言葉を胸に、修行を積み

僧として生きてゆくストーリー。


人心や世相が乱れ切った鎌倉時代に

絶望の中でも

現実を受け入れて生きないといけない。


例え時代が

社会が荒れていて、希望を見出せなくても


精神を平かにすることで

見えてくるものがある。


それは、今私たちの社会においても同じこと

なのだと思います。


現代は外からの情報や刺激、

めまぐるしい日々の変化と

共に生きています。


ヨガには”繋がる・結ぶ”という

意味があるのですが

それは、自分のココロや身体の


内に戻る、還ってゆく


ということでもあります。


人生にどんな荒波や

現実が起きようとも


”あるがままに

なすがままに”


映画の中では

道元のどこまでも清らかで

一途な禅の想いが溢れています。


彼の思想は


成仏とは一定のレベルに達することで

完成するのではなく

たとえ成仏したとしても


さらなる成仏を求めて

無限の修行を続けることが


成仏の本質であり釈迦に倣い

ただ、坐禅に打ち込むことが

最高の修行である。


それは

自分に極度に甘く・・


我慢がきかない私なんかが

口にできることではないのですが
((゚Д゚;))


なんとも背筋が伸び

人のあるべき姿を

改めて見せていただきました。


ヨガにおいても同じなんです。


ヨガとは

すごいポーズができることや

柔軟な身体を


人にひけらかしたり

誰かと競ったり


良いとか悪いとか

評価されるものではなく


”自分の内側を養うもの”


寺院や神社

教会で祈るような心構えで

ヨガを”神聖なもの”として取り組むと

ただの健康法とは

言えなくなってきます。


ヨガであれ

オーラソーマカラーセラピーであれ

美容家の人であれ


私にとって

師とする人たちはすべて


実践するものに対する敬意と

純真であることが

共通しています。


来月のヨガリトリート


伝えたいこと

やりたいことは

いっぱいあるのだけれど


自分の身体や心に繋がるのはもちろん


そこに来てくれた仲間と

自然、あらゆるものに繋がる


あたたかい時間になればいいな。


なによりも


この1年、私が一番

心待ちにしてるリトリート。


禅を観たタイミングで

「大雄山最乗寺」で

坐禅もさせていただけることが

決まったのです。


こんな偶然にも

ご縁を感じてなりません。


まさに、この地に

呼ばれているかのよう〜。




最乗寺は一度足を踏み入れれば

大自然に囲まれ

空気がとても澄んでいて

聖地であることがわかります。



年末最期に

今年の煩悩と

不純物を洗い流すように


ヨガで身体と心を巡らせて

聖地であるお寺で、すべてを浄化する





参加してくれる1人1人が

気負うことなく、がんばりすぎず


ただただ、その瞬間と空間を

くつろいで

自分のための時間になることを願い


新しい縁で出会う

ありのままの魂で触れ合う時間を

心待ちにしています。


その下準備でもある明日から


2週間

アメリカへ


犬達と旦那様と

ロードトリップへ行ってきます。



P, S

映画「禅・ZEN」
興味ある方は観てみてください。
You Tubeで全編観れます。


2016年最後に、日本でヨガリトリートを行います💕
東京からわずか1時間とは思えないほどの
山と自然に溢れた静かで清らかなパワー溢れた施設です。

今回で5回目の開催となりますが’、
最もリピート率の多い小田原ヨガリトリート。

お一人でのご参加、リトリートはじめての方も
心よりお待ち致しております。

ご質問、お問い合わせ
お気軽にご連絡くださいませ。

長松千晶(ナガマツチアキ)
cyona@me.com