2014年4月20日日曜日

" The book thief "


” The book thief ” 

とてもいい映画でした。


日本では今年6月に

公開されるそうです。


何の前情報もなくDVDを

レンタルしたのですが

最近見る映画は、個人的に好きな

作品が多かったのですが

この映画もそのひとつ。


第2次世界大戦中のドイツにて

Lieselという少女の物語。


まだ9歳だった彼女は、実の母親から

里親に預けられ、1冊の本を

手にすることから始まっています。


字を読むことも、書く事も

できなかった少女が、養父に

字を教えてもらうことで


だんだんと本が読めるように

なってゆきます。


そして、言葉のもつ力に

魅了されたLieselは、その後も

機会があるごとに

本を盗んでゆくのです。


ナチス政権下の

戦争の話しなので

悲しい話しでもあるのですが



” Words are life ”

言葉は命


という台詞が

映画の中で出てくるように


失う悲しみより


人が、生きてゆく上での

美しさの方が

強く感じられる映画です。


音楽、描写

これもまた素晴らしく

きれいです。


私達は、見たものや

聞いたものを

”ただ”言葉にするのは

簡単だけれども


If your eyes could speak, what would they say?


”もしあなたの目が

話すことができたら

彼等はなんと言うだろうか?”


とっても深く

余韻の残る作品です。


邦題は『やさしい本泥棒』

このタイトルが

更にいいですね:)


The book thief - Official Trailer -

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