2015年1月13日火曜日

癒やすことと、治すことの違い。



”自分の癒しを助けられるのは

自分だけ”


気の医学において

よく言われる言葉ですが


セラピストとしても

ヨガをする者としても


とても、共感します。


治すと、癒やす

この2つには違いがあり


からだの病気は

お医者さんの治療により

治すことができても


その病気の一部であった


感情や

心のストレスを軽減する

プロセスというのは


”自らが取り組む”

積極性があってこその

Healなのですね。


オーラソーマをしてても

ヨガをしていても


参加する人も

イントラする人も


お互いに同じぐらいの意識が

必要なのです。


昔、カウンセリング中に


とにかく今

どうしたらいいのか

教えてください。


なんでもいいから

やってください。


という方もいましたが


これが一番

厄介なパターンです。笑


自らを癒やしてゆく

自分で決断することを放棄し


あなたの言うとおりに

委ねます状態。


一見、わかりやすそうに見えて


誰かとの繋がりの中で

力を得てゆく人でもあるので

非常に、重く

墓石のようです。


キャー。苦笑


受動的な人は

どうしても”依存型”になりやすく


社会的に影響力のある人や

パワーのある人を好み

それらの人と繋がることで

自分もパワーを得る。


”執着を通しての力”は


一時的には

パワーアップしたりしますが


浮き沈みが激しくあり


本当の意味で


癒やされては

いなかったりします。


なによりもまず

癒しとは、ひとりでする作業

なのです。


それも孤独・・・

しかも、どうやって・・?

( ノω-、)


という人々のために

セラピストやカウンセラーが

世に存在するのですが(笑)


どんなに経験のある

すごーいお医者様でも

心理学者でも


だれひとりとして


本人の代わりに

癒やしてあげられる人間は

いないんですね。


私自身がそうでした。


まだ20代前半の頃

あらゆる”師”を求めては


その人達の言葉や

教えてくれる道を支えに

生きていたものです。


でも、ある時に気付くんですね。


自分の尊敬する師たちは

自らの足で、歩けるように


ただ、静かに

見守ってくれる人でした。


怪我をしないように

サポートはしてくれても


愛ある言葉に

支えられることがあっても


それが、師であれ

心友であれ

パートナーであれ


自分の心を

本当の意味でHealすることは

できないです。


癒しとは

自らの行動が、すべてであり


積極的に

取り組むことからしか


はじまらないのです。











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