2015年3月29日日曜日

自尊心とプライド。



プライドは

手放してこそ、財産になる。


今、この年数を生きて


やっとこの意味を

かみしめております。


昔流行った動物占いで

自分の姉から


”ほんっと、あなたライオンね〜”


と言われたことが

ありました。


当時、動物占いをよく

知らなかった私は

はあ?と

首を傾げていましたが


調べてみたら


百獣の王ライオンは・・


目立つの大好き。

VIP待遇で上機嫌。


自己中心的な

存在になることで

自分の力を発揮。


自分だけでなく

人にも厳しい。


世間帯や人目を気にし

常に弱みを見せず

完璧主義。


うっわ〜

だれこれ?性格わるー


と思ったものですが


はい


見事にそのとおりで

まるで自分

そのものでした。笑笑


すごいね、動物占い!と

妙に納得しつつ


プライド高いのも

特別が好きなのも

生まれつきだしね



そんな自分で、よかよか♪


と思うだけで

なんら気にもしてなかった

20代ですが(笑)


積年の経験

キャリア、肩書きが

積み重ねてくると共に


この”プライド”を


手放してこそ

捨てれば、捨てるほど


より、自由に軽やかに

生きれることを

実感しているのです。


プライドと、自尊心って


”自信”という意味では

似ているのですが


実は、大きく違いがあります。


自尊心とは

人に犯されることのない


”安全地帯”を心の内に

持っていて



自身を肯定できる


生きてていい


自分は

大切な人間なんだ。


みんな違っていていい。


そう


褒められようが

馬鹿にされようが


他人の評価に

左右されないのです。



一方、プライドは


自分と他者を比べることで


優越感を感じたり

傷ついたり


怒ったり


人の低さを

心の安定として


安心地帯は

”常に外側”にあったりします。



恥ずかしい思いはしたくない


世間の枠からはずれたくない


人から羨ましがられたい


人から良く

思われない部分は隠したい



できないことを

”できない”と言えず


知らないことを

”知らない”と言えない。



プライドを守るという事は

武装体勢であり


どんどん自ら、おっきな壁を

背負ってゆくことに

なるのですね。


昔はそんなこと

気がつきもしませんでした。


でも、自分の経験や

人生の年数を重ねると共に


これはもしかして

自尊心でなく


”わたしの

プライドなのだろうか?”


と、気付くようになって。


社会的な立場というプライドも

仕事の経験からくるプライドも


親として、子どもとして

夫、妻としてという

プライドも。


人生を長く生きているとか


魂的な、知識も経験とか


ひとつのことを

やり続けてきたという


プライドも。


実は、なにもかも

いらないお荷物なのです。


意識的に、自分の中から

考え方から


プライドを見つけ

手放し


”そんなものは、もういらないのだよ”


そう言ってあげられたら


これからの自分の人生を

より軽やかに


心も体も、解放されて

ゆくのだと思います。


ライオンも

いつかパンダになりたいと

思うのでした〜。

(パンダが好きだから♡笑)


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